サニーの頭の中

30代 既婚 子供 無し 日々の思い。

何度も繰り返し読みたくなるような ②

昨日の続き。「職業としての小説家」について。

エヴァン・コネルがこんなことを言った。ひとつの短編小説を書いてそれをじっくりと読み直し、コンマをいくつか取り去り、それからもう一度読みなおして、前と同じ場所にまたコンマを置くとき、その短編小説が完成したことを自分は知るのだと。こういう姿勢で何かに臨むのはいいことだ。たとえ何をするにせよ、これくらい綿密でありたいものだと思う。」

 

 以前読んだ時にとても印象に残っていた文章。レイモンドカーヴァーさんの言葉。昨日書いた自分のブログを見直してみると、誤字脱字や文章の意味がおかしな所、ひらがなと漢字のバランス等、とても短い文章だったにも関わらず添削?すべき点がいくつも目についた。推敲というか見直し、チェックは大事ですね。それこそどんなことでも大事なことだと思う。

 

 今度のお盆に、相方(嫁さん)の親戚に挨拶に行くということで在所に向かうことになったのだが、その話の中で

 「あなたはどこかへ行きたいとか、なにかおいしいものを食べたいとかいうのはないの?私はこうして旅行誌を読んだりして色々調べるのが好きなんだけど。だってせっかく行くのだから、ついでにいろんなところにいきたいじゃない?」

 ということを言われた。正直に言って私には特にそういうことはない。沖縄に行ってみたい、とか外国に行ってみたいとは思うけれど、それは例えば…いや、ないな。旅行というものにそもそもそれほど関心がないみたいだ。今こうして書いていて改めて実感した。

 じゃあいったいどんなことに興味があるんだろう?と掃除しながら(深夜清掃のアルバイトをしている)考えてみた結果、「自分自身で出来ることで、成長出来ること」という結論に至った。

 基本的に一人でコツコツと、何度も繰り返し練習してほんのたまに満足出来る事柄。「あぁ、今回はいい出来だったな」と思えるような事柄がどうやら好きみたいだそれは多分自分のある経験がきっかけだと思う。それについてはまた考えてみることにする。

 何度も繰り返し同じ本を読むことは、映画が好きな方が同じ映画を何度も繰り返し見て楽しめることと近いかもしれない。セリフの意味、背景の意味、オマージュや作品そのもののテーマ、などなど…色々なことを見出したりしてるのと同じように、一読しただけではわからなかったことが、もう一度読むことで見えてくることがあったりする。あぁ、彼(彼女)はこういう思いだったからこうした言葉が出てきたのか、とか。そういった発見を通して、その作品に対する理解度が深まるのが楽しいのだろう。多分。

 

  繰り返し読んだ本、漫画になるがこれが私の最も繰り返し読んだものになる。

プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)

プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)

 

  いま読み返すと青い部分も多々あると感じるところも多々あるが、それでも好きで20代の10年間で何回読み直しただろう?思い出せない。30回?50回?とても好きな漫画、作者。全4巻と短いのも読み直せた理由だ。