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サニーの頭の中

30代 既婚 子供 無し 日々の思い。

以前集めていて処分した漫画の完全版が発売されたら、私は迷ったあげくに購入してしまう。

同じ本を繰り返し買うこと。 

 

田舎住まいの悲しいところの一つは大型書店がないところ。私がまだ小学生の頃は小さな個人の本屋さんや少し大きめな「町の本屋さん」が至る所にあったのだけれど、それはもう全て(本当に全部)悉く潰れてしまっている。とても悲しい。

 中学生の時に星新一にドハマリして1日に3冊同じ書店で星新一の文庫本を買ったのはいい思い出。その時の文庫本カバーは小泉今日子さんでした。白いワンピースでこちらを振り返りながら素敵な笑顔。そういったものはいまだにすごく覚えているのは何故なんだろう。記憶の不思議。

 その代わりにできたチェーン店方式の本屋さんにみんなあつまってくる。レンタルDVDとセルDVDと、新刊の雑誌、書籍、漫画。そしてレンタルコミックがあるところもある。レンタルコミックは正直助かっている。

 行ってもあまりいい本が並んでいることがないのは解っているので1ヵ月に1回行くか行かないかなのだけれど、たまに行くと発見があってそれが表題の完全版と銘打たれた漫画だ。

 大体完全版というと一回り大きいサイズになって、1冊あたりの分厚さが増して、カバーイラストが新しくなって、そして価格も高くなって…。となっている。

 正直迷った。一晩迷った。

 1LDKのアパート住まいなので私と嫁さんの分で既に持ち物は一杯である。加えて私は一時期ミニマリスト()を目指していた時期もあるくらいあまりものを持ちたくない。価格もどうだ?内容だけなら電子書籍で買えばずっと残るし場所も取らないしあぁでもコミック初収録の読み切りも載るし…。うーんでもなぁとかモンモンモンモンしておりましたが結局買うことにしました。

 で、買ったら買ったで読まない。

 

購入したのはこちら。もう1冊買ってしまったので残りの2冊も買わなければならない…。で、いつかまた売り飛ばすような気がする。 

「買いなおす」ってなんだか好きです。お気に入りのものがはっきり決まっているような気がして、今回みたいに再販されるくらいマスターピースということが証明されたような気がしないでもない。以前集めていて処分した漫画の完全版が発売されたら、私は迷ったあげくに購入してしまう。でもそういう「買いなおす」という行為が嫌いではない。そうして手元に残ったものが「あぁこの本は3回買い直してねぇ…。1回は友人に挙げて、2回目は引っ越しの時に処分しちゃってねぇ…でももう一度ちゃんと読みたくて買いなおしたんだよハハハ」とかなんだかかっこよくない?かっこよくないか。完全に自己満足な気がする。